葬式事前相談

実家から仕事場までの40分のバス通勤は、国道を通ります。田舎から県庁所在地まで。で、ベッドタウンとして、この頃また、家やマンションが多くなった地区に、もう一つ多くなったものが。それが葬祭場です。
国道沿いに軒並み、と言っても大げさではないくらい葬儀場が並んでいます。高齢化がかなり進んだ地域ですし、もはや葬式を家でやる人はいなくなりました。小さいころは葬式は地域の一大行事でしたが。
で、気になるのが、その葬祭場の幟り。「ローンのご相談」とか「低予算の家族葬」とか、ま、お金事情がからんだものは多いのですが。そのなかで、目をひくのが「生前事前相談」て書いてあるもの。
え、うちのばあさん、もうすぐ死ぬので、という相談かしら。でも、そんなこと、出来ないでしょう、とバスの中で悩んじゃいました。いやあどこの家も、老人抱えてるから、気持ちは解るけどね。
そしたら、本人が生前に自分の葬式を決めておくのですって。そういえば思い出しました。仕事の先輩が若くて胃がんで亡くなったとき、お通夜のお寿司は本人が「ぜひ、これを」と決めてたって。
集まってくれた人に、自分の好きだった味を食べてもらうのも、いいかも。すごく頭の良い人でした。お世話になりました。今頃、天国でお寿司、食べてるかも。防風通聖散だそうです。

昇太さん

日曜夕方、なんとなく見る笑点、もう50年ですって。で、司会者が新しくなるって。だれ、だれ、と騒いでたら、昇太さんだって。「それじゃダメじゃん」て決まり文句で、憎めないキャラ。
でも、司会って。会場も騒然「エー」と。なにしろ大喜利出演者のなかでいちばん若いし、人が好さそうだし。なんでだろ、とみんな思いますよね。いわゆる想定外、という演出でしょうか。
ハプニングだけでは、これからの番組が持たないでしょう。いったいこの人が司会に決まった理由はなんなのか、考えてみました。て、別にどうでもいいのですが、あまりに以外だったもので。
この人が司会になれば、たぶんみんなからイジリまくられると思います。突っ込まれたり、わいわい勝手にしゃべりだしたり。そこが新鮮でいいのではないか、というのは、どうでしょう。
せっかく司会が交代するのに、これまでと同じでは意味がない。でもベテランでは、新しいことはやりにくい。そこで、昇太さんという、まE級難度の人選をしたのではないか、と。
マンネリ、というのは簡単だけれど、新しくする、というのは、とても勇気のいることです。賭けです。だからこそ、やる価値があるのでしょう。
そんなこと思う私は、新しい一歩が踏み出せないままです。変わらなきゃいけないのに、なかなか切り替えられない。引き受けた昇太さんは、えらい。イライラを抑える薬に、市販はありますか?